いま愛を語ろう

あらしさん、結成12周年おめでとうございます!

人は年を取るごとに1日を短く感じるようになるというけれど、あらしさんにとっての12年はどんな日々だったのでしょうか。時の流れというものはいつの時代も振り返ればただあっけなく、儚いもののように感じます。
嵐至上主義だったあの頃から私は少し成長して、今はいろいろなアイドルの現場に足を運ぶようになりました。いろいろな現場でたくさんの人と出会ってお話するたびに、アイドルという存在の意味について考えたりします。その中でも私が忘れられないのが、アイドルを好きになるのは「恋みたいなもの」だっていう言葉なんですけど、これを聞いた時にああまさにそれだ!といたく感動したのです。もちろん人によって捉え方は様々ですが、私にとってアイドルを好きになるということはまさに「恋みたいなもの」です。好きだけれどその好きという気持ちは決して届かない。どうしたって伝えることのできない絶望的な距離が私たちの間にあるから。でもその大好きですと言えない悲しみが、私が現場に足を運ぶ原動力になってるような気がするんです。


私が今まであらしを好きだった時間の中で、「恋みたいなもの」がささやかながらこれはもしかして本当の「恋」だったんじゃないかなあと思える時期があるんです。それはあらしを好きになりたての瞬間で、それはもう毎日が楽しくて仕方なかった!「恋みたいなもの」を「恋」に変えられるのは、きっと今にも後にもあらしさんしかいません。

交差点の青で初めて手を握った
あの日のふたり思い出せる
めまぐるしい時に迷いこんでも
見失わずに
I STILL LOVE WITH YOU

あの瞬間の気持ちが忘れられなくてまだずっと好きなんだぜ気持ち悪いだろあはは!って言えるくらいずっと好きでいようと思います!

というわけで以上を持ってお祝いの言葉とさせて頂きます。文章に色々矛盾はあるけれどこんな日くらいカッコつけさせてください…。13年目のスタートに幸あれ!