おおおおおおおく鑑賞

お久しぶりです!生きてます!ようやっと3連休!ということで本日おおおく見て参りました。以下ネタバレありの雑感なのでぱたみます。


面白かった!色んなお友達が面白かったよー!と教えてくれたので、見る前から期待120%!で行ったわけですが、本当に期待通り、いや期待以上でした。原作は1巻しか読んでいない人間なんですけどね。

まずはにのさんのべらんめえ口調!あれ好きだわあ。にのさん=下町っ子=チャキチャキの江戸っ子みたいな方程式が私の頭の中にあるからでしょうか、すごく自然というか、似合ってた。
鶴岡は美しかったですねえ。「そなたより私のほうがずっとずっと美しいわ」のせりふ。はい、確かに。恐れ入りました、ってくらいの瞳の美しさでした。大奥でしか生きられないからこそ死を選んだ鶴岡と、大奥で生きるからこそ死を選んだ水野。その決して交じまわることのない二つの生き様が、真剣を通してぶつかり合う、あのシーンがすごく好きです。介錯する場面はもう切なくて切なくて…はーあ大倉さんかっこいい…(彼が「納得できない部分は納得もできないかもしれないけど」とjwebで語っていたけど、彼はどう思ってるの…?大倉さんももう少し追えばよかったわ…とか思ったり。)
わたし個人の趣味では垣添ちゃん(なぜかちゃん呼び)が大好きですね。水野のとりまきが完全に女子校のノリなのが可愛いかった!「お、思い出をください////」のあのシーン、音楽も、垣添ちゃんとにのさんの表情も大好き!可愛いなあもう!そう、欲しいのは思い出なのだよ(誰)。水野と垣添ちゃんのキスシーンは美しかった。あと杉下さんも大好きです。彼が「無駄こそが贅沢、それが将軍さまの御威光よ」って語ったときの、金魚鉢のむこうにゆらめく水野くんの切ないお顔が忘れられない。杉下さん大好き…垣添ちゃんも大好き…だからこそ、水野が去った後の大奥で幸せにしてほしかったナ…
ホマキも切なかったですねえ。一番最後、「そいつはありがてえな!」とかなんとか言って登場する水野がすんばらしくかっこよかったです。握り飯をあぐあぐかじる水野…いやにのさん…可愛い!!あと大奥に入る前、ガバッと抱きしめてガバッとちゅーする水野も男前でしたね。*1「こんなことになるんならお信と寝ちまえばよかった」、その本心、悲しいけれどなんと美しいことよ。夜伽の際に将軍様の女の名がお信だと知った時の水野の表情も悲しかった。お信ちゃーん!って水野の代わりに心のなかで叫んだよ。

ほかにもいっぱい好きなシーンありました。あんなこともこんなことも語りたいけど、ちょっと自重します。でも1回じゃ観足りない!私の映画鑑賞最高記録は13回*2なので、それをかるく越すくらいは見たいですよね。*3とにかく、この大奥熱は相当冷めそうにありません…!

*1:下駄のはなわを直すシーン、思わず「たけくらべ」を思い出した。

*2:なんとかの一つ覚え^^

*3:え?やだなあ気持ちの問題ですよ