週末ヒロイン!

わたしがアイドルを好きな理由は元気をくれるからとか、つねに強くて優しいからとか、そりゃもう言えと言われればもっともらしいこと五万と並べられますが、究極は可愛くて綺麗でかっこいいからなんだなあと最近よく思うのです

女子だろうと男子だろうとアイドルになろうと決意した時点で相当根性張ってるわけだし、そういう、何かを捨ててまでスポットライトを浴びたい!と思う人間は、ほんとうに綺麗だなあと思うんです。欲望をむき出しにした人間って怖いけどどこか綺麗だと思う。うーん…上手に言えないけれど、可愛くない、かっこよくないアイドルなんていないんだよと私は声を大にして言いたいのです。たとえ見た目がアイドルっぽくなくても、なにかを機に画面越しに、イヤホン越しに、または客席からずっとその人を見ていれば好きにならないわけがない。それがアイドルだと思うし、オトせなきゃアイドルじゃないよなとも思うんです。

結局国立川も見られなかったし、わたしがももクロのライブに行ったのは1回だけだった。それでもUストで繰り返し見たライブで何回も泣いたし、すっごく楽しかった!そして何よりもももクロのことが大好きになりました。人っていつ死ぬかわかんないんだよなあ、ってこのご時世でしみじみ思うんだけど、じゃあその場の楽しさだけ味わって生きていけばいいのかって考えたらそうじゃなくて、いつ死ぬか分からないからこそ常に全力で頑張っていたいなと改めて思ったんです。そしてももクロちゃんはそれを全身全霊で表してるんだなあとも思った。

メンバーの入れ替わりが多かったころのももクロを私は知らない。けれどみんな色んな事情や思いを抱えてステージを降りていったんだろうなあ、と知らない過去に思いを馳せます。4月9日の夜になってはじめて。でもあかりんがいて、れにかなこももかしおりんあーりんがいるももクロが私にとってのももクロですから。この6人が一緒に舞台に立っていた日々が、わたしにとっての初めてのももクロでよかったなあと本当に本当に心から嬉しく思うのです。

「君が好き」それだけで世界は変わるんだよ。アイドルでも家族でも友達でも誰でもいい、人を好きになるっていうことはとっても尊い、生きるための原動力だなと思うんです。